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ネット小説 【ホームレス】

imageごく普通の仕事に、ごく普通の家庭を持った、ごく普通のサラリーマン。

郊外に35年ローンで一戸建て住宅を購入し、妻と子供二人と暮らすごくごく普通のお父さんがいました。家庭内での妻子との会話も当たり障りなく、派遣切りで失業者が増え住む所を追われる人たちが増えているニュースを見ても、「真面目に働けよ」とあくまで“他人事”としてしか捉えていないような考え方の人間でした。

ただ、そんな彼も日常生活にかすかな疑問は抱いていました。妻子と「会話はできているのに、どうも何かおかしい?」程度の擦れ違い感覚です。ただ彼も今は働き盛りの年齢。いつも仕事のことで頭がいっぱいなので、そのかすかな疑問は頭を横に振り払えば忘れてしまえる範囲のことでしかありませんでした。

そんなある朝、いつも通り彼は出社のため家を出ました。彼の家はどこにでもありそうな名前の巨大住宅地:五月台。山を切り開いた郊外の中流住宅地のド真ん中にあります。いつも通りの時間に家を出、歩きながら仕事のメールを打ち、かかってきた仕事の電話に指示を出しながら、足はいつもの駅へと向かっている・・・はずでした。が、通話の途中で彼はいきなりある事に気付いてしまいます。ビジネスバッグを抱え、携帯で話していたはずの自分が、いつの間にか“いま自分がどこにいるのか”解らなくなってしまっていたのです。

ここは郊外の新興住宅地。適度にアールのついたカーブの道に沿って、似たような家ばかりが整然と延々と並んでいます。ここに越してきてからまだ日にちが経っておらず、会社と家の往復ばかりで近所を散策したことすらない彼にとって、「自分の街」は=「知らない街」も同然だったのです。

いつの間にか通勤ラッシュの時間帯も過ぎてしまっていたのか、勤め人たちの駅へ向かう流れも消滅していました。「早く出社しなきゃ!、駅はどっちだ?」とますます焦るも、たまに幼稚園の園児バスが遠くを通り過ぎたり、ゴミ回収車が向こうの通りを音楽を鳴らしながら横切るくらいで、これといった人影すら見当たりません。

もともとが“住宅地”として開発された地域のためお店屋さんも極端に少なく、たまにあってもOPENするには時間帯が早過ぎるためか、まだどこも開いていません。急にパニクッてしまった彼は、携帯電話で会社へ連絡を入れます。「もしもし?道が解らなくなってしまった!」と。

部下の返事は、「はぁ?課長、朝っぱらから何言ってるんです?。もうすぐ会議始まっちゃいますよ。先に資料を用意しておきますから、間に合わせて下さいね!」ガチャン・プーッ・プーッ・プーッ・・・

「そうだ!今日は大事な会議の日だったっけ!こうしちゃいられない」と、今度は奥さんに電話をかけます。

「あ、もしもし俺だけど、俺はどこにいるんだ?」
「え?なんて?、今どこにいるの?」
「いや、それが解らないから電話してるんじゃないか!」
「もう!朝から何言ってんのよ。子供じゃあるまいし。私、カルチャー(スクール)に遅れそうなの。切るからね」ガチャン・プーッ・プーッ・プーッ・・・

う・・・嘘だろ・・・?。いい年した大の大人が、自分の暮らす街の中で迷子になってしまうなんて、そんな馬鹿な・・・

頭の中が真っ白になり呆然としている彼の姿をニコニコと見詰めていたのは、小さな公園のベンチに腰掛けたホームレスのお爺さんでした。

「なんだ?あのじじい。何が面白いってんだよ」と内心イライラしながらも我に返った彼は、「そうだ!論理的に考えよう。途中で迷ってしまったのなら、一度出発点まで戻ってやり直せばいい」と己に言い聞かせます。

で、ウチはどこだ・・・?。あ・・・引っ越してから新しい住所もまだ覚えてないし、細かいことは全部妻に任せっきりだったし・・・。そうだ!、もう一度妻に電話!

「もしもし、ウチって何丁目だったっけ?」
「あなた、さっきから何言ってるの?。ウチは5丁目でしょう」
「5丁目って、どっちだ?」
「もう!朝から何言ってるのよ。そこらの電柱に番地が書いてあるでしょう」
「そうか!、えぇっと、あ!ここは五月台3丁目って書いてある!」
「もう、すぐ近くじゃないの。ウチの子だって自分で帰って来れるわよ」ガチャン・プーッ・プーッ・プーッ・・・

そうか、まだたった2丁しか離れていないのか!。だから駅もまだ見えて来ないはずだ。で・・・5丁目ってどっちだ?。クソッ!なんで案内看板の1つもないんだよ?。そうか、確か家を買う時、「この街は景観重視ですから」とか何とか不動産屋が言ってたっけ。それにしても、なんて不親切な街なんだ!

とか何とかブツブツ文句を言いながら、とりあえず彼は自分の家の雰囲気に近い方へと歩み始めます。が、もともとが同じ不動産会社が開発した新興住宅地。戸別に多少の違いこそあれ、全体ではどこもかしこも同じような通りにしか見えません。おまけに道も碁盤の目のように東西南北がはっきりした碁盤の目のような作りではなく、山の斜面に沿うようにゆっくりカーブしているため、北へ向かっていたつもりが、いつの間にやら西へ進んでいたりと、まるで巨大迷路の中を彷徨っているような状態の連続です。

ヘトヘトになりながらも、何としても会議に遅れるわけにはいかない気持ちの焦りも手伝って、彼はまたまたパニックに陥りかけ・・・あ!あの風景は見覚えがあるぞ!。きっとウチに違いない!。急に駆け出した彼は、すぐに愕然とさせられてしまいます。確かに見覚えのある景色のはずです。そこには、あのホームレスの老人がニコニコと座っていたからでした。彼はいつも間にか“堂々巡り”していただけだったのです。

「あんたも?迷ったんかね?」とホームレスのお爺さんが訊ねてきました。
「うるさい!おまえなんかと一緒にするな!」と内心思いながらも、「いいえ、たいしたことじゃありませんから」と無視しようとします。するとお爺さんは、ますます笑いながら続けます。「かっはっは!。自分がどこへ行くのかも解らない。どこへ帰ればいいのかも解らない。それをあんたは“たいしたことじゃない”と言うのかね。こりゃ傑作だわっはっは!」

あんなジジイは無視無視!。そうだ!、駅が解らないならバスに乗ればいいんだ。そうすれば駅までバスが連れていってくれる。えーっと、バス停・バス停はと・・・あった!・・・あれ?何だこれは?・・・“五月台ループバス”?。これって五月台の中をグルグル循環してるだけじゃないか!。おいぉぃ勘弁してくれよぉ・・・

そうして彼は何時間もヘトヘトになりながら、五月台の中を彷徨い続けました。
会社へ電話しても、部下は「会議中なので、おつなぎできません。今どこにいらっしゃるんですか?」
「こっちがそれを訊きたいよぉ・・・」と答えるのが精一杯。

妻も朝からおかしな電話を何度もしてきて怒ったのか、それともまだカルチャーの最中なのか、あれからずっと「お掛けになった電話は電波の届かない場所にあるか電源が入っていないため掛かりません」状態。

ん?ちょっと待てよ!。あの老人は確か「あんたも?迷ったのかね」って言ってたっけ。「あんたも」?・・・「も」?・・・

気が付くと彼は、駅でも自分の家でもなく、さっきのあの老人の姿を探し求めていました。彼はそこに居ました。朝からずっと同じところに、同じ笑顔で座り続けていました。たった半日でボロボロの姿に変わり果ててしまった彼を見て、老人はまた笑いました。「ほっほ、そろそろ認めたかね?」と。

「み、認めるって、何をです?」
「決まっとるじゃろが。自分が“ホームレス”になってしまったということをじゃ」
「一緒にしないで下さい!俺にはちゃんと帰る家がある。働く会社もある。あんたみたいに、ホームレスなんかじゃありません!」
「ほぅ・・・?、では、その帰る家はどっちにある?会社はどっちにある?。わしにはあんたが今一番知りたい疑問こそが、“問題の本質”ではないかと思えてならないのじゃが、どうじゃ?。おっほっほ」と笑うばかり。

「僕には僕の建てた家があるんです。ちゃんとローンも払ってます」
「おいおい、それは『ホーム』じゃなくて『ハウス』のことじゃろ?」
「一緒じゃないですか」
「全然違うな。わしはあんたが『ハウスレス』になったとは言わなかったぞ。あんたは『ホームレス』になったんだと言ったんだ」
「『ハウスレス』でも『ホームレス』でも一緒の事じゃないですか」
「いいや、ぜんぜん違う。やはり、あんたは解っとらんのじゃのぅ」
そう言うと、老人はトボトボと歩き始めました。

歩きながらその老人は問いかけます。
「あんたは『ハウス』も『ホーム』も一緒じゃと言ったのぅ?」
「一緒じゃないですか」
「いいや違う。『ハウス』とはそもそも『家』=『建物』=『箱』を意味する。『ホーム』とは=『家庭』または『故郷』など『自分の戻るべき場所』を意味する」
「それって、私には同じものです」
「ははぁ?だからあんたは迷子になってしまったんじゃな。それなら解らんでもない」

「ぜんぜん意味が解らないです!」
「あんたの人生じゃ。あんた自身が選択すればよろしい。私に着いてくるかね?」
老人は杖をつきながら、トボトボと歩き続けました。

いつしか二人は、小学校の校庭に立っていました。
「誰もいない・・・」
「そりゃそうじゃ。みんな自分の『戻るべき場所』を理解しておるからのぅ」
「じゃあ、ここにいる僕とあなたは何なんです!?」
「だから言ったろぅ?。おまえさんは『ホームレス』になったんだと」
「それは違います!。僕にはちゃんと帰る家も働く職場もある!」
「で、それがどこにあるのか自分で解らないときた。おっほっほ」

「もう!いい加減、解るように説明して下さい!。頭の中がゴチャゴチャだ!」
「それはおまえさんが“聞こう”とする耳を持とうとしないからじゃ。持つかね?」

「え?・・・あ・・・はぃ・・・」
「よろしい」

老人は校庭の朝礼台の前に立ち、「そこへ上がりなさい」と杖を振った。
彼は何のことやら理解できないまま、しぶしぶ朝礼台の上へと昇った。
「さあ!、始まりじゃ。おまえさんは今ここに生まれた」
老人の一人SHOWが始まったようだった。

「おまえさんには“男”として生まれてくることも、“女”として生まれてくることも出来た。そして、おまえさんは“男”として生まれてきた。これが“人生の選択の第一歩”だ」と、校庭の地面に杖で縦線を引き、次いで逆Yの字型に二股に分かれる線を、土の地面に杖で描き始めた。

「ちょっと待って下さい。男に生まれるか女に生まれるかなんて、精子の結合の問題で・・・」
「だから、その時点の“選択”の話をしておるのに、本当におまえさんは聞く耳を持たんのぅ」
と老人は笑うばかり。彼も観念したように、老人の好きにさせておくよう、心を決めました。

老人はブツブツ言いながら、まるで彼の人生を見てきたか?のごとく、その時々の選択肢を逆Yの字で延長し続けていきます。「ここで、おまえさんは、こう選択したのぅ」とか、「ここは、こうするしかなかったのぅ」とかブツブツつぶやきながら・・・

「で?」
「で?」
「で、ここでおまえさんのご両親が離婚した時、おまえさんには『お母さんに着いて行く』という選択肢もあったはずなのじゃが、どうしてこちらを選んだのじゃ?」
「だってあの時は、学校を変わるのも嫌だったし、家も苗字も変わるのは嫌だったし・・・」
「ふむふむ、なるほど・・・」

「で?、ここでこんな素敵な女性と知り合って付き合ったのに、どうして別れた?」
「だってあの時は、彼女を偶然街中で見かけて、俺より親しい男と歩いてたから」
「ほんと、馬鹿な男じゃのぅ?」
「何が?」
「彼女には、優しいお兄さんがいると聞いてなかったか?」
「え・・・あ・・・あぁ!」
「今頃気付いてももう遅いわ。彼女はおまえさんに振られて、傷付いておったぞ」
「・・・・・」

「で、ヤケになって当時おまえさんに近かった存在の今の奥さんと結婚した。しかし、おまえさんは真の意味で奥さんに“心を通わせていた”わけでは無かった。その延長線上が、今のココじゃ」
と言って老人が校庭の地面に杖で引いた線は、小学校の塀まで届いてしまっていた。

「ほら」
「で?、どうなるんです?」
「見て解らんか?」
「行き止まりです」
「そう、行き止まりだな。おまえさんは今ここにおるのじゃ」
「で、でも・・・」
「いま見て来たろうに。これまでの経過を確かめてきたろうに。おまえさんの人生を、これ以上解りやすい方法はないぐらい描いて見せてきたろうに。で、おまえさんは今どこにおる?」
「完全な行き止まりにいます」
「そう、だ・か・ら、『ホーム』を『レス』してしまったんじゃよ」
「・・・・・」

「自分の行く先も、帰る先も、見失ってしまった意味が解ったかね?」

「でも、でも、僕は帰りたいんです!。どうすればいいんですか!?」
「ったく、しょうのない奴だ。これだけヒントを書いてるのに」・・「来なさい」

老人はもう一度最初に戻り、朝礼台の上に彼を立たせた。
あたりはもう陽が落ちてしまい、真っ暗になってしまっていた。

「わしが見えるかね?」
「ええ、見えます」
「では、今からわしがおまえさんの人生の線の上をたどっていくとしよう」
そう言い残し、老人は校庭の暗がりの中へと消えていった。

「どうじゃ!?わしの姿が見えるかね!?」
「いいえ!、暗くて見えません!」
「だから!おまえさんは迷子になってしまったのじゃ!。これで解ったか!?」
「・・・・・」

「どうした!?」
「正直・・・」
「正直、なんじゃ!?」
「正直、解りません!」
「何が解らないのじゃ?」
「何が解らないのか、解りません!」

校庭の朝礼台の上にしゃがみこんだ彼の頬には、自分でも理解できないほど大粒の涙がボトボトとこぼれ落ち、彼はそこに泣き崩れてしまった。

いつしか、老人は朝礼台の前に立っていた。その姿は、杖をつき背中を曲げた老人のそれではなく、背中をシャンと伸ばし、自信に満ち溢れたまるで別人のような男だった。

「人生には、前も後ろも見えなくなってしまうほどの深いトンネルがいくつもある。今回おまえさんはたまたま、それに入ってしまったことすら気付かないまま盲目的に人生を進んでしまった結果、帰るべき家まで見失ってしまうほどの『ホームレス』になってしまったのじゃ。人をさげすんではいかんぞ。軽んじてもいかん。もっと“人をいたわる心”を持ちなさい。今ならまだ引き返せる」

「でも、でも、どうやったらいいんですか?、僕はどっちに行けばいいんですか?」
「あぁ、そうじゃった。こんなに暗くては、見える道も見えんのぅ・・・ほっほっほ」
と老人はまるで天井の電灯を点けるがごとく、笑いながら右手を下へ引っ張った。

と、途端、あたりが明るくなった。いや、明るくなり過ぎた。マトモに目を開けていられないほどの激しい眩しさが突然彼を襲い、次の瞬間、彼は病院のベッドの上にいた。

目の前に、妻と娘がいた。妻はパニクッてナースコール・ボタンを押し続け、娘たちは首にしがみついてきた。後から聞いた話では、あの日の朝、仕事のことで携帯に夢中になり過ぎ、赤信号を見過ごして交差点を横断中に車に跳ねられてしまったそうだ。病院に担ぎ込まれた時は意識も戻らず、医者からは「最悪の事態も覚悟しておいて下さい」とまで言われていたらしい。

と、すると、あの老人は誰だったのだろう?。自己中心的な行動の結果、車に跳ねられ死線を彷徨った自分に救いの手を差し伸べてくれた、あの老人は・・・?彼にも帰る家が無かったのだろうか?。だからこそ、自分に気付かせてくれたのだろうか・・・?。それとも・・・

数ヵ月後、私は出勤するために家を出た。あの公園があった。
老人が笑って座っていた、あのベンチのある小さな公園だった。
老人はもうそこにはいなかったけれど、すぐ隣で微笑んでいてくれているような気がした。

妻に電話をしてみた。つながるなり、彼女は当然のように怒っていた。
「もう!、あれだけ歩きながらケイタイは止めてって言ったのに!」と。
彼は微笑んだ。
「大丈夫。歩きながらケイタイはしないよ。今は公園のベンチに座ってるから」
「公園って、どこの公園なの?」
と言う妻の問いかけに、彼はただただ苦笑するしかなかった。

その公園のベンチの正面を見上げると、あれだけ探しても見付からなかった、彼の『ホーム』が目の前にあったから。。。
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ブルース・オールマイティ

ブルース・オールマイティキャメロン・ディアスのデビュー作となった、あの『マスク』の主人公が=ジム・キャリー。彼はともすれば“お笑い系”に見られがちですが、実は本当は非常に真面目で努力家でシャイな人柄だそうです。そんな彼が“お笑い系大暴走”で挑んだ作品の一つが、この『ブルース・オールマイティ

≫予告編はこちら

ブルースはバッファローという片田舎の町の地方ローカル・テレビ局の現場リポーター。キャスターの大とりである“アンカーマン”の席を夢見ていたのですが、ナイアガラの滝の下でびしょ濡れになりながら現場リポートをしている最中に、同僚のエバンにアンカーマンの席を横取りされてしまい、その場でブチ切れて会社を解雇されてしまいます。その後も次々と災難が続き、怒り狂ったブルースは「世の中は不公平だらけだ!これはすべて神の嫌がらせだ!何が神様だ?全能なるいじめっこめ!」と天に向かって苦情を言い立てます。

すると神様(モーガン・フリーマン)が降りてきて、「そんなに文句があるなら、ブルース、君が神様をやりたまえ」と、全能なる力を授かってしまったから、さぁ大変。彼の性格です。もうやること成すことハチャメチャ。おかしくておかしくて、笑いが止まりません。クリント・イースト・ウッドのモノマネから、グリーンマイルのパロディまで、「よ?そこまで思いつくなぁ?」と感心させられるほど次々と笑わせてくれます。

でも、よく考えてみたら、神様ってめっちゃ忙しいんですよね?。一人一人の願い事を訊いてたらキリがないほど、人々の願いなんてみんな自分勝手。新人神様のブルースになど、到底手に負えるものではありませんでした。そんな彼に神様はモップを一本手渡し、一緒に綺麗に掃除を始めます。これって実際の人生の中でも、とても大切なことだと思います。自分の周りが散らかった(あるいは汚れた)ままの状態では、本当に大切なことも曇って見えにくくなってしまうものだからです。

この映画は、笑って泣けて考えさせられる作品です。で、エンディングはやはり「おちゃらけマンのブルース君」よろしく、お腹を抱えて笑えるNG集がラストにありますので、エンディング・スクロールの途中で切らないで下さいネ♪

ターミネーター4

ターミネーター4映画の製作も色々ですが、たいてい最初の作品を作ってみて、当たったら『2』また『3』と続編を出してくるパターンが少なからずあります。例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『マトリックス』などは、1作目が当たってから続編として『2』と『3』を同時に制作し、『2』の最後が『3』の最初とつながるように作られています(だから『2』のラストで消化不良を起こすのですが)。何故こういう作り方に拘るのか?・・・これは憶測ですが、もしかしたらシガニー・ウィバーの『エイリアン』から学んだのではないか(?)と想像されます。『エイリアン』も『1』『2』までは面白かったのですが、『3』以降はストーリーにもかなり無理(矛盾)が出てきましたからねぇ?。やっぱ『1』で当たった作品は『2』で展開させて『3』で締めるぐらいがちょうどいいのかもしれません。

アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作といえば、言わずと知れた『ターミネーター』シリーズ。『1』が1984年に発表され、『2』が1991年制作、『3』は2003年制作と、同じT?800型アンドロイドのハズなのに、シリーズを追うごとに少しずつ老けていっているのには笑っちゃいますが、シュワちゃんらしくていい感じです。

「人類に地球は維持できない」という結論を下したマシン=“スカイネット”。地球の支配権を人類から奪うべく、人類VSマシンの戦争が始まります。機械による支配を受け入れようとしない人類側抵抗軍の指導者“ジョン・コナー”を抹殺すべく、ジョンが生まれる前の母親“サラ・コナー”を殺してしまえばジョンもこの世に誕生しない=機械側の勝利という理由で、未来から送られてきたターミネーターがサラを追いかけまわし、結局は殺害に失敗するまでが初代『ターミネーター

サラの暗殺に失敗したスカイネットは、次に液体金属ターミネーター:T?1000型を送り込み、今度はサラの息子のジョン・コナー本人をターゲットにやって来ますが、人類によって人類の味方にプログラムを書き換えられたT?800型によってまた阻止されてしまったのが『ターミネーター:2

懲りないスカイネットが最後に送り込んだのが、液体金属+他の機械も操れる女ターミネーター:T?X。今度の目標はジョン・コナーだけでなく、未来でジョンが死亡した後の反乱軍指導者となるジョンの未来の妻:ケイト・ブリュッセル。しかしこれもまたまた暗殺は失敗に終わるものの、ついに“審判の日”は下されてしまうという終わり方が『ターミネーター:3

『1』で母親、『2』で本人、『3』で妻がターゲットにされたにも関わらずいずれも失敗し、その後主役で実在のアーノルド・シュワルツェネッガー本人もカリフォルニア州知事に当選してしまったため、「あぁ、これでターミネーター・シリーズもおしまいだなぁ」と思ってたら、あら?『ターミネーター:4』???。サラもジョンもケイトまでも暗殺に失敗してるのに、「後は誰を標的にするねん?」それに「シュワちゃんの出ないターミネーターなんて」とあまり期待せずに観てみました。ところが・・・

あ!そうか!。もう一人、重要なターゲット:カイル・リース(『1』でサラを助けたジョンの父親)がいたっけ。なぁ?るほど!考えましたねぇ?。『3』まではチラチラっとしか映されなかった“審判の日”以降の地球が舞台なので、前作より興味深く描かれています。ストーリーも結構面白かったです。どうやら『ターミネーター:5』制作の噂話もチラホラ聞こえてくる中、まだまだ『Tシリーズ』から目が離せないようです。

オーシャンズ11・12・13

オーシャンズ私と同い年の俳優:第3弾は、ジョージ・クルーニー。長い長い下積み生活にも関わらず、なかなか俳優としての芽が出ず、「ER緊急救命室」のオーディションを受ける時は、『摩天楼はバラ色に』のフォスター同様、ポケットに故郷へ帰る片道切符を入れて臨んだそうです。やっぱ何をするにしても、それぐらいの覚悟=背水の陣で挑んでいかないといけないんですね?。そんな彼の魅力に惹かれたハリウッド・スターが多数出演する映画が『オーシャンズ・シリーズ』

オーシャンズ11
オーシャンズ12
オーシャンズ13

よくまぁ、これだけの俳優を集められたもんだと感心するほどのキャスティング。12ではブルース・ウィリスまで一枚噛んでるから驚きです。それに仲間だけでなく、映画を観る側の方まで騙しまくるテクニックは痛快そのもの!。何回観ても飽きさせない作品です。

無料チケットプレゼント

『2012』オフィシャルサイトおぉ!ついに淡路島にも『2012』&『アバター』がやってきます。
洲本オリオンさん、頑張って配給先と折衝してくれはったんですね♪
どちらも映画館の大スクリーンで観るにふさわしい“ド迫力”&“映像美”作品です。特に『2012』の方は上映期間が限られていますので、どうぞお見逃しなく?(^-^)v

洲本オリオンさん上映スケジュールは≫こちら
携帯電話からアクセスされている方は≫こちら

『2012』オフィシャルサイトは≫こちら
『アバター』オフィシャルサイトは≫こちら

『アバター』オフィシャルサイトさて、あわじNETでは、これらの作品が淡路島の映画館で観られることに感激し、『2012』の方は上映スケジュール的に間に合いませんが、「第67回ゴールデングローブ賞」の「作品賞」「監督賞」をW受賞した『アバター』鑑賞券を、あわじNET編集部からも5名様に無料プレゼントさせて頂きたいと思います。つまり、ふだんのオリオンさんの「2月の無料鑑賞券3名様」+「アバター無料鑑賞券5名様」=計8名様に抽選で当たります。私自身『2012』も『アバター』も映画館で観ましたが、特に『アバター』はモノスゴイ迫力の大作です!

お申し込みは、ふだんの洲本オリオンさんの“無料チケットプレゼント:ご応募フォーム”と同じ
http://www.awaji-net.com/orion/form/
からチャレンジして下さい。締め切りは、2010年1月25日の24時まで。当選者の発表は洲本オリオンさんのPC版HP上にて、2月1日に公開させて頂きます。どうぞ、どしどしご応募下さい。

※注:洲本オリオンさんでの『アバター』上映は、3Dでなく2Dです。これまでのフィルム上映専用館を3Dにするためには新たに多額の設備投資が必要で、国内でも3D上映が出来る映画館(もしくはシネコン・ブロック)は、まだまだ少ないのが現状ですので、あらかじめご了承下さい。

摩天楼はバラ色に

摩天楼はバラ色に私と同い年の俳優:第2弾は、私より3ヶ月早く生まれたマイケル・J・フォックス。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主演:マーティ・マクフライ役が有名ですが、最近の映画には出演していません。実は彼、30歳の頃からパーキンソン病を発症し、自らの体を自由にコントロールできない状態が続いているからです。

そんなマイケルがまだ元気にスクリーン内を走り回っていた時代の映画で大好きな作品がコレ『摩天楼はバラ色に

カンサスの片田舎からいきなり大都会:ニューヨークへ上京し、郵便物集配人から大企業のTOPまで昇り詰める、サクセス・ストーリー(原題は「THE SECRET OF MY SUCCESS」)です。

映画のジャンル分けでは「コメディ映画」に分類されていますが、あながちそうとも言い切れない(?)内容で、私はいつも元気を貰っています。

会社の業績が悪化した時、社長以下役員たち全員が企業の「閉鎖&縮小」を支持する中において、あえて「こういう時だからこそ、逆に攻勢に転じるべきだ!」と主張して譲らない主人公フォスター。「縮小」って結局は「守り」でしかありません。「こんな時代だから」だけでは、未来に展望がない。「こんな時代だからこそ」というポジティブな思考こそが、今の不景気を乗り越える“鍵”でもあると思います。“不景気の2番底”が回避されるにせよ、されないにせよ、「やるべきこと」は同じなんですね。

イエスマン~YESは人生のパスワード~

あけまして、おめでとうございます♪
イエスマン “YES”は人生のパスワード

2010年、あけまして、おめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます・・・な~んて社交辞令は抜きにして、かつて『2010年宇宙の旅』を観て感動しまくってた者の一人として、実際に自分が“2010年”を迎えられたことに、驚き&感激&感謝しまくりです。

年を越える時、「今年の自分の抱負は?」と考える人も多いでしょうし、私もその一人です。で、あれこれ考えながら、溜まっていたDVDを観直し、「お!」っとピーンときました。

私とほぼ同い年(彼の方が4ヶ月年下)のジム・キャリー主演映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』。サブタイトルは、「もしも、すべてに“YES”と答えたら・・・それは、今まで誰も気づかなかった、幸せになる方法」

≫予告編はこちら 

考えてみれば、これまでの人生「NO」「嫌」「ダメ」「無理」など多彩な自分のひと言から、自分で“自分の人生の可能性”を潰してきていた自分自身に気付かされました。

確かに「無理」とか「ダメ」とかいう思考からでは、新しい“可能性”は何も生まれてきません。こんな時代だからこそ、前向きに“考え方”を切り替えていかないと、乗り切れないのも現実です。

「SEY!YES」=“時代を生き残れる者への新しいパスワード”なのかもしれないですね。
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